中古車購入時の注意点⚠️その①〜修復歴編〜

未だ中古車販売店の修復歴隠し走行距離の巻き戻し水没車を告示せず販売といった詐欺まがいの販売が横行してるみたいです。

そのリスクを少しでも下げるためにチェックポイントがありますので是非ご確認ください。

修復歴車を見抜くチェック項目

まずはじめに修復歴とは?

“車の骨格(フレーム)部分”に損傷・交換・修正があった履歴のこと。

【骨格にあたる部分の例】

• フレーム

• クロスメンバー

• インサイドパネル

• ピラー(A/B/C)

• ダッシュパネル など

💡 ドアやバンパーの交換は 「修復歴なし」扱い です(部品交換のみで骨格に影響がないため)。

🔍 修復歴車を見抜く8つのチェック方法

1.  車両状態説明書(販売店の開示資料)を確認

• カーセンサーやGooなどでは、「修復歴:あり/なし」の表示義務あり。

• 「AIS(車両検査専門会社)」や「JAAA(日本自動車鑑定協会)」の鑑定書があれば◎。

2.  ボンネット・ドアのチリ(隙間)や開閉具合を確認

• 左右でズレがないか(隙間の幅が不均一、ドアが閉まりにくい等)

• 修復歴車はフレーム修正後に“わずかなズレ”が生じやすい。

3.  フロント・リアのエンジンルーム&トランク内をよく見る

溶接跡・歪み・色ムラ・パテの跡がないか?

• 左右で塗装の質感・色が微妙に違っていたら再塗装の可能性あり。

4.  ボルト類に工具跡(削れ・サビ)がないか?

• ボンネット、ドア、フェンダーなどの固定ボルトを観察。

• ボルトに傷があれば「一度外した=交換・修理した」可能性あり。

5.  下回りをチェック(できればリフトアップ)

• フレーム部分に曲がり・打痕・溶接跡・再塗装跡がないか確認。

• 錆や防錆剤の厚塗りも怪しい。

6.  足回りの偏摩耗やアライメントのズレ

• タイヤの片減り(内減り・外減り)がある車は、フレームが歪んでいる可能性あり

• 直進安定性が悪い(ハンドルが取られる)などの試乗中の異常も要注意。

7.  フロントガラスとピラー周辺の整合性

• ピラーとガラスの間にズレがあると、交換歴や骨格変形の可能性あり。

8.  販売店に修復歴の有無を「書面で」確認する

• 口頭ではなく「販売契約書や保証書に“修復歴なし”の明記」が大切。

• 万が一の返金・保証対応の根拠になる。

 安心して購入するための対策

1. 第三者機関の検査付き車両を選ぶ

• AIS(自動車検査協会)やJAAA認定があれば、信頼度高い。

2. 修復歴なしを「保証付き」で売る店舗を選ぶ

• 認定中古車(トヨタ・スバル・ホンダなど)は安心。

3. 不安なら整備士に同行してもらう

• 専門家なら一目で怪しい車を見抜いてくれる。